2夜連続 / クリスマス朗読



 今年も、クリスマス・イブとクリスマスに、別々の朗読企画をお届けします。

 

○12/24(日)

 八焔座主催 / 朗読「よりいと」

○12/25(月)

 Cafe' nook主催 / 朗読「cq.cq.cq.」

 

 詳細はそれぞれに案内記事を用意していますので、ぜひご覧ください。

 

 前者は、入場料1.000円でキャストバック分をお客様からプレゼントしてもらう、八焔座らしい企画です。例によってご案内記事、遊んでしまいましたが、真摯に作ってお届けします。

 脚本・演出の座長と共に、短いながら濃密な稽古を重ねております。今回は「兄妹」のお話。一日のみ、Cafe' nookにて三回公演です。

 

 後者は、入場料無料。こちらは毎年恒例になった、お店(マスター)からのプレゼントです。

 同じく朗読ですが、僕の作・演出ではなく、とある掌編を原作にしております。「人が鯨に変異していく奇病」を描いたこちらの作品、クリスマスとは縁遠い題材ではありますが、きっと、聖夜を彩ると思います。

 

 役者はしませんと公言してから、なんだかんだで携わる機会があることを恥ずかしくも嬉しくも感じております。今年は、この二夜企画で二度目。

 3月にプロデュースした公演で、急遽、主演代役を務めました。あれが同じ年内と思うと、ずいぶん前のように感じられます。稽古が始まり、ほんとうに、心から僕は演技が好きなんだと思わされます。それが心から信を寄せる二人の作家(座長と、掌編の原作者)の作品なのだから、こんなに幸せなことはありません。

 

 何よりも。毎年恒例になりつつあるCafe' nookでのクリスマス朗読。僕にはこれが宝物のように感じられます。

 自分の基軸がどこにあるのかの確認でもあり、そして、人との繋がりの意味が結実します。

 

 一年の締めくくりでもあり、原点回帰でもあり。

 そしてCafe' nookという、ホームといえる場所への感謝と約束のようでもあり。

 

 24,25共に、収益を度外視したものです。それでもいいのでなく、そうありたいと思える、唯一の企画。

 プロデューサーの肩書きを持つ人間としては失格ですが、そんな話を笑いながら、マスターとするのです。

 

○12/24(日)

 八焔座主催 / 朗読「よりいと」

○12/25(月)

 Cafe' nook主催 / 朗読「cq.cq.cq.」

 

 誰かに会いたい夜に。会いたかったはずの夜に。あの日の記憶や、いつかへの期待を胸に。

 

 代々木のCafe' nookにお越しください。

 二夜ともHot Wineを準備して、お待ちしております。何卒、よろしくお願いします。

 

 

朝戸佑飛